酒さにルリッド錠は良い?

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「酒さ」とは近年女性を中心に増えている皮膚病のひとつであり、顔が火照って赤くなったり赤い発疹が出るなどの症状が代表的です。

 

まるでお酒を飲んで酔っているかのような症状からそのような名前が付けられたとされていて、病気の症状自体も落ち着く時期と発祥する時期を繰り返すようになります。

 

原因不明となっているので治療はあくまでも対症療法となっているため完治させる事は難しく、痛みなどはないようですが顔に出てくる症状なので気になるという人は少なくないようです。

 

そんな酒さに処方されるのは基本的に皮膚炎と考えられているので炎症や細菌の繁殖を抑える抗生物質が中心なのですが、その中のひとつとしてニキビ治療にもよく処方されるルリッド錠を服用るよう勧められる事が多いようです。

 

ルリッド錠とはマクロライド系の抗生物質のひとつであり、細菌の増殖を抑えて感染症を治療する薬として用いられています。

 

主に皮膚感染症、呼吸器感染症、耳鼻科感染症など広い範囲の細菌性の感染症の治療に用いられている抗生物質なので、皮膚炎のひとつである酒さにも処方されることが多くなっているようです。

 

酒さにルリッド錠は効果があるのかという点については、まず単体で使用した場合は一時的に症状が落ち着くのですが徐々に症状が再発してしまうと言うケースが多くなっています。

 

これはルリッド錠自体が強い抗生物質というわけではない事もありますし、単体で使用するだけでは症状を落ち着かせることは難しいとされています。

 

そのため基本的にはステロイドなどの塗り薬と一緒に処方されるようになっており、併用する事によってゆっくり症状を落ち着かせることができるとされています。

 

ただしこれは体質によって個人差があるため単体でもある程度症状を落ち着かせることができる人もいますし、塗り薬と併用しても症状が落ち着かないと言う場合もあります。

 

また、ルリッド錠は抗生物質のため、飲み続けると体内に耐性菌という薬に強い菌が生まれてしまうことで症状が良くならないケースや辞めとたんに悪化することもあります。

 

こうしたことを考えると、ルリッド錠は良い、悪いではなく、病院の指示に従って服用することが大切だという事と、あくまでも抗生物質にに頼らないケアを行っていく必要があるということになります。

 

そもそも酒さになったきっかけは人それぞれで、そのきっかけを追究したうえで解消してくことが大切です。

 

例えば、「ストレスや疲れが極度にたまっていた」「「不清潔だった」「化粧品かぶれを起こした」「乾燥肌」など色々あるはずです。

 

酒さは、大量の皮脂が肌の上で酸化し毛穴の周りで炎症することによって毛細血管が栄養を送るために伸び赤く見えたり、ほてってきますが、元は肌の炎症から起こっていることが多く、症状がよく似ている脂漏性皮膚炎も同時に患っていることもあります。

 

脂漏性皮膚炎は、酒さと同じようなきっかけ、原因がもとで真菌(マラセチア菌)の大量発生で起こる皮膚病で、肌の炎症、かゆみ、刺激、皮むけ(フケのような)などの症状があります。

 

こうした事にも当てはまらないか、自分の肌の様子を観察し、抗生物質の投与だけに頼らずケアし続けることが大切です。